子供に「ガマン」や「無理じい」をして 働きに行く 両親
あなたが 思っている「家族」って 夫婦と子供だけが 家族だと錯覚していないでしょうか?
これは アーティスト(芸術家)と連れ合いの女房が 子育てをして アートを通して ひたすらに人生を歩んできた ブログです・・
あなたたち夫婦が 働いている 後ろ姿を 子供たちや年老いた両親は どのようにみているのでしょうか?
少し離れた場所にいたり 田舎にいる 年老いた両親は あなたたちにとっては 自分の経済的負担になるので 家族と思いたくは
ないのではないのでしょうか・・?
僕の一人息子は 結婚する相手が見つかった途端に 両親に向かって 「お前ら 俺らの負担になるから 早よ死ねや!」などと 暴言を吐き出しました この言葉には 正直 心がかなり傷ついています 息子が小学生・中学生の頃は 在宅がほとんどだったので 息子が学校から家に帰ってくるのに 何の不安もなかったと思います そんなふうに育ててきても 愛情って なかなか 伝わらないものなんだと しみじみ思います 今も そのことで 息子とは 気が合わなくなっています
息子が そういう歪んだ性格なのか 息子の嫁が 息子の親とは 家族になりたがらないことを 息子に言わしているのか または 社会的な流れが そう言わせるのか 自分の子育てが間違っていたのか 僕には どうも 理解ができていません
「核家族」などという言葉が なぜ 生まれてきたのでしょうか?
僕の子供の頃は もっと 家はにぎやかだったと思います 両親は 夫婦喧嘩をよくするし 昔の父親は 結構 子供を叩いたり 暴力も振るうのですが それでも 家族は それなりにあたたかくて 楽しかったように思います
はたから息子を見ていると 子供(孫)の習い事やお洋服 一般教養などを 身につけさせるための お金が いくらかかって のちに 私立の中学や高校 さらに 大学を卒業するまでのお金がいくら必要で そして 自分たちの老後の資金がいくらいって・・などすでに 夫婦が老後のお金や 病気をした時の保険金など さらに 夫婦で 老後は 趣味で楽しみたいというお金まで計算すると 死ぬまでにいくらいるのか きっと いくら働いても お金は足りないのでしょうが・・
そうして 育っていく孫は そこから 何を学んでいくのでしょうか おじいさん・おばあさんとは 何年に一回会えるかどうかなので おじいさん・おばあさんから 大切な何かを学ぶということは ないのです
それでは 保育園から大学まで 無料で行けて 給食も 無料で食べられるという社会に なったら 随分と 肉体的・精神的な負担がなくなって 両親のどちらかが 子供といつも一緒にいられて 見守れる やさしい家庭が築けたら とても良いことではないのでしょうかと考えてしまいます
億というお金が 簡単に儲かるという 社会の罠(詐欺)に引っかかる 若者たちの金銭感覚・・
YouTube(ユーチューバー)やネット・ビジネスのアフリエイトやコンサルなどの登場で 金銭感覚が少し狂っている
2023年2月現在 ユーチューバーの収入が激減したとか 騒いでいます ユーチューバーの収入は 広告料が基本ですので Googleの広告収入が減ってくると 当然ながら ユーチューバーの収入も 比例して減っていきます さらに YouTube広告が減らなくても Google本体のどこかの部門の収入減があれば いずれ 調整されるのは 当然のことだと思うので 今後 新しいサービスが現れて Googleの収益が激減したりすると ユーチューバーの収入も減っていくことになるのは 目に見えています
ユーチューバーになるには コツコツと手に職をつけて スキル(技術)を習得しなければ ユーチューバーになれないということは ないように思われます そんな 面倒臭いことをして お金を稼ぐ時代ではない 簡単に億というお金を稼げる時代なんだと 社会全体が幻想に惑わされているように思います
今の社会は お金を稼ぐ(手に入れる)以外に 幸せがないような雰囲気を 創ってしまっています
金があるのを 見せびらかして 羨ましがらせる ゾ○とかいう 元経営者 そこに 皆さんが 夢を持ってしまうのは自由ですが 仕組みから考えても そうなるのは 万人に一人の割合で みんながなれるわけではないのです「一将なりて万骨枯る」と言われます 一人の金持ちを作るのに 万の貧乏人が必要という社会ですから
子供は大切にするが 年老いた両親のことなど お前ら自己責任だぞ・・と そんなあなた方が 幸せな老後を 終えられるのでしょうか?
僕のところにも 2023年(今年)に もう97歳になった おばあさんがいます 食べることと 夜中に大きな蛇がいるとか 色んな幻覚を見て大騒ぎすることで 一日 退屈もせずに生きています とても性根の悪い母親でした 若くして結婚した女房を 盛んに いじめるので なんで こんなに 性格が悪いのだと 恨みすら持っていました
外面はいい人なのですが やはり 近所の人たちと 少し話すと 性格の悪さがバレてしまいます なので 女房に「あの 母親に ようしんぼうしているな」・・などという人もいます そんなことを思うと 今の若い人は 身近で年寄りを見るのは嫌だと言うのが わかるような気は致します
そんな 母親だから 兄弟みんな 誰も 世話をするのは嫌だ という感じでした 性根が悪いのに 体はバリバリ元気ときているから とてもじゃないが みんな ついていけないのです
僕も 一時 おばあさんが 70〜80歳ぐらいの時に 一緒に住んだりもしていたが とてもじゃないが 嫌になって 下の妹に何とかしてくれと 頼んで妹が 近くの老人マンションを借りて 一人ずまいさせてくれてから 女房と二人で 全国あちこちのホテルやギャラリーに営業をかけて 車で車中泊しながら 絵の展示販売をするという 放浪をしていました・・ ところが 2020年から また にっくきおばあさん(母親)を見る羽目になってしまいました・・泣
老人マンションに 一人で住まわせてもらっている 元気すぎる おばあさん「子供も孫も会いにこない」と ぼやき倒す・・
憎まれ者世にはばかる・・とは よく言ったものです 性格は悪いし 物取られ妄想で 自分が隠しておいた時計を 嫁が取った 犯人はわかっている あんな悪いやつはおらんって 自分で 隠して わからなくなって みんなで 夜中じゅう探しても出てこなくて 翌朝 しっかり自分の腕に時計をしているという 「おばあさん 時計どこにあったの」・・知らん・・でおしまい
精神科の先生に 相談するも それは 治らん無理・・と言われ なるべく 無視をするようにしている 今日この頃です 若い頃 ひどいいじめられた おばあさん(僕の母親)に 恨みも言わずに よくしてくれている 女房に日々感謝するばかりです・・・
いくつまで 長生きするんだろう・・・・・・老画家

アートのセンスは 目に見えませんが すごいパワーを秘めていることは確かです
飾るだけで ご自分の感性が磨かれます きっと 心がやすらいだり その場にいると ホッとしたり なんだか 違う世界に入ったみたいになることが 大切なように思います
この絵は 2022年の12月に かんてんぱぱホール(ギャラリー)で個展をした際に ライブで描いた最新作です お月さまが 空から地面に降りてきて 散歩をしだすと いろいろな妖精たちが飛び出てきたという絵です
作品タイトル / 首ながロバさん
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